女子にオススメしたいカメラバッグたち

・デザイン性と機能性の両方のバランスが重要

カメラバッグといえば、大きくて黒いカラーの重量感のあるものになりがち。ここでのデザイン性とはレストランやショッピングにも持参できるような色んなシーンやファッションに合わせやすいもののことをいいます。

機能性として重視したいのは、撮影中のレンズの出し入れなどがスムーズにできるかということ、カメラ以外の小物（化粧ポーチなど）が入るスペースや、ポケットなどに収納できるかどうかといった点です。

今回、紹介するブランドはケンコー・トキナー「Hessen CORNFORD」とハクバ写真産業の「Chululu」「OUTDOOR PRODUCTS」の3つ。


 


カメラバッグを選ぶ際は、普段使用するカメラのサイズやレンズの本数など収納容量が自分に合っているか確認することが大切です。今回、私が街歩き撮影で持ち歩くもの一式を準備しました。ミラーレス一眼のボディ、レンズ、ポーチ、ペン、ミラー、パスケース、メモ帳といったもの。持ち物には個人差があると思いますが、ぜひこの容量を参考に比較してみてください。

「Hessen CORNFORD」（ヘッセン コンフォルド）シリーズ【ケンコー・トキナー】
使う側に立った使いやすさを念頭に置き、カメラバッグメーカーが作った"ビジネスカジュアルバッグ"

CORNFORD（コンフォルド） PCリュック
・外寸（幅×高さ×奥行き）    360×400×160mm
・重量    1,280g



・デザイン性
デザインは、表皮生地にフェイクレザー、背面とリュックベルトの内側がメッシュ素材を使用。
カジュアルだけでなくビジネスシーン、落ち着いたレストランなどに持参できそうなのが良いです。
上品なカラーで、合わせるスタイリングを選ばないのが魅力。

・機能性
PCや周辺機器をスマートに整理できるだけでなく、ワンアクションで出し入れができる工夫を凝らしたポケット配置。ただしカメラを入れるには別売の「LUCE」というインナーボックスを同時に購入した方がより安心して持ち歩けます。
 

 


「LUCE」の上フタを閉じることで、ポーチなどの収納ができます。
両サイドにポケットがついているので、今回はすぐに取り出したいパスケースなどを入れてみました。
ドリンクボトルや折り畳み傘なども入るので、収納力が抜群です。



カメラの出し入れは、一度カメラバッグを背中から前に移動させないといけません。上部からの出し入れになるため、インナーケースの上にたくさん小物を入れないよう工夫して使うと使いやすいです。


CORNFORD（コンフォルド） ギアボディバッグ
外寸（幅×高さ×奥行き）    300×150×100mm
重量    480g



・デザイン性
同シリーズのボディバッグタイプ。デザインは、同じく表皮生地にフェイクレザーを使用していて、高級感があります。さらにカメラバッグだとは思えないほどコンパクトにみえることで、撮影を主体としたお出かけだけでなく、あらゆるシーンで活躍してくれます。

・機能性
斜め掛けをすると身体にフィットする感じで持ち歩けて、両手が開くので、アクティブに活動ができます。
またウエストポーチとして使用ができたり、体の前に持つと防犯対策にもなるので、海外旅行時に役立つでしょう。コンパクトなのに、カメラを収納するスペースに厚手のクッションが入っているから、安心して持ち歩くことができます。



ポーチのみ収納はできなかったが、コンパクトな見た目とは違って、収納力があります。
上部に小さなポケットがついているので、すぐに取り出したいパスケースなども入ります。
 


バッグの斜め掛けでの使用の場合は、前方にバッグをずらしてカメラの出し入れができるので、スムーズにカメラの使用ができます。

「Chululu」（チュルル）【ハクバ写真産業】
スカンジナヴィアの森の奥深く、その時、その瞬間を美しく生きるトナカイをイメージして生まれたブランド。素材は、伊藤忠商事株式会社の登録商標である循環型素材ブランド「RENU」の再生ポリエステルを使用。サステナブルでタウンユースに適したカジュアルなショルダーバッグのシリーズ。

レニュー ショルダーバッグ M カメラバッグ
外寸（幅×高さ×奥行き）340×260×155mm
重量330g



・デザイン性
タウンユースに使いやすい、カジュアルなデザイン。ワントーンコーデや、デニム服にも重宝しそう。
今回選んだのはマスタードのカラー。服になるとハードルが高くなりがちなのを、いつもの洋服に差し色にしてコーデがつくれます。カジュアルなファッションのアクセントになるし、なによりコーデと気持ちを明るくしてくれるカラー。アクティブな動きをするお出かけに、ショッピングに、旅先などのシーンなどで活躍してくれます。

・機能性
330グラムという軽さがポイント。開閉はフラップトップ式で、マグネットでフタを止める仕様。静かな場所でも開閉がし易く、閉め忘れが起きにくいのもメリットです。



9.7インチのタブレットPCが入るスリーブに、ポーチを収納したことで、すべて収納することができました。中仕切りが２枚入っているので、カメラ・レンズ・そしてもう１本小さめのレンズが入る余裕がありました。
500mlのペットボトルが縦向きに入る大きさなので、カメラ以外でも重宝しそうです。



肩にかけたまま、マグネットのフタをあけると、すぐにカメラの出し入れができます。静かにサッと取り出せて、とてもスムーズでした。

「OUTDOOR PRODUCTS」【ハクバ写真産業】
1973年、アメリカ西海岸ロサンゼルス。「アウトドア愛好家に好まれる日用品を作りたい」というアルトシュール兄弟の強い想いによって始まったブランドである。

カメラデイパック03
外寸（幅×高さ×奥行き）290×430×150mm
重量    490g
 


・デザイン性
カジュアル派ファッションに合う、ラウンドシェイプのバックパック。カメラバッグ以外でも販売されているからこそ、外見からカメラバッグとは想像できないお洒落なデザイン。
普段のコーディネートに馴染みやすく、テーマパークやデートにも使えそうなバッグです。

・機能性
入れる物に応じて上段下段を使い分けて収納出来るので、大変使い勝手が良いです。
12インチノートPCやA4書類を収納できるスリーブと、小物を整理して収納できるポケットが付いています。下段の収納部はクッション材で厚く守られて、カメラとレンズの収納ができます。

   
 


中仕切りが２枚あり、レンズを２本入れることも可能。そして、軽さを求めたい女子にとって、リュックなのに490グラムという軽量さはうれしいです。



カメラの出し入れは、リュックタイプなので一度カメラバッグを背中から前に移動させないといけません。下部からの出し入れになるため、見えにくい状態での出し入れとなります。ですが、背負ったままの出し入れは可能でした。


幅広いファッションテイストやライフスタイルにマッチしたカメラバッグが登場していることに、今回気づかされました。かわいいカメラバッグを持っていれば、撮影がもっと楽しくなるはず。
ぜひ「これぞ！」というお気に入りのカメラバッグを手に入れて、撮影を楽しんでくださいね！

＜メーカーサイト＞